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旅行者の気分で迎える朝。

いつもより早起きして京橋朝市まで歩いた。朝市に行くには寝坊かなと思いながら、ちょうど朝日が見え始めたところで絶妙なタイミングだったと振り返る。

穏やかな旭川を眺めているとカモが泳いで水面がゆらぐ。写ルンですを構えながら歩いていると、なんだかいつもと違う、知らない景色が見えたような気がした。でもそれは多分、私がよく城下町に旅行へ行って、早起きして散歩をするから。

それから、私はつい空のようすを写真に撮ったり、誰かに伝えたくなる。空が私のタイミングに合わせてくるのか、私の行動パターンは決まっているから、それが実はちょうど良い時間帯だったりするのかもしれない。

しんと冷たかった空気も朝市では、すっかり温もって熱気を帯びていた。ひとりのテンションで失敗、次は誰かと行こうと決意。

逃げるようにガランとした表町商店街を歩いて帰った。思いがけず、人に会う。

朝は不思議空間。

早起きは三文の得っていうけど、朝頑張るとテンションがだんだん落ちていくのがよくわかる。バイトが終わった夕方には1日が終わったような気分になった。

冷たい空気が私の肌をいつもより白く、ヘルシーな気分にしてくれるから結構好きだな、朝。